作るの早い人、尊敬してやまない
今作っているアドベンチャーゲーム、後少しで完成します。
あと最後のイベントに動きをつけて、
エンディング作って、
抜けている画像を作って、
設定で漏れがないかを確かめて、
宣伝用の体験版を作って、
テストプレイしてバグがないかを確認して、
ようやっと完成です。
たぶん。
きっと…
他のゲーム作ってる人の話聞くと、
面白いものを自分より圧倒的に早く作っていたり、
自分と違ってイラストや音楽も作れる人だったり、
なんでみんなそんなにハイスペックなの…?と思ったりしてます。
特に、早く作れる人ね。
長編のゲームを数ヶ月とか半年とかで作れる人って、何なの?
普段なに食べてればそんなに力が湧いてくるの?
早く作れるって、1日の作業量がすごい、というよりは、
自分の作った物が好きで、「作り直す工程が少ない人」、だと思う。
自分は、一度書いたものを後で何度も書き直すし、
少しでも気に入らなかったら直すことにしている。
けど、それではいつまで経っても完成しないし、
完璧を目指すより不完全なものをいくつも完成させて公開した方が、
時間対経験値は高いだろう。
でも、それができない。
だって、なんか嫌だから。
不完全を直してしまうのは、ニキビを引っ掻いて取る感じと似てる。
でも、そんなやり方を続けていれば、いつまでも底辺を這って上に上がれないというのは、分かっている。成長が遅いのは楽しくないから辛い。
けど、不完全で、自分もダメだと分かっている物を公開するのは、なんだか許せないし、勇気が出ない。
そしてそれは、製作期間が伸びれば伸びるほど、強く感じていくことになる。
「こんなに長い間作っているのだから、今さら妥協はできない」という風に。
そんなわけで、いいものを作れているという実感はあるのだけれど、
製作期間がとても伸びてしまい、反省しています。
もっと適当に作って、適当に出して、フィードバックを元に次のゲームを適当に作って…
そのサイクルの中から学べることを学んでいけばよかったんだ。
制作は楽しいからしているけれど、それは成長を実感できるのが楽しいわけで、
いつまでも同じ物を作っているのは、だんだんつまらなくなる。
なんでこんなに辛いんだろう…楽しいから作っていたんじゃないのか…という気分です。
早く完成させたいですね。
と、最近作っていてあまり楽しさが実感できなかったので色々吐いてしまった。
完成までがんばります。
おしまい。
Skyrim劇場動画が面白い
最近ハマってるやつです。
顔や能力をカスタマイズした主人公と、MODで追加したフォロワーとがいっしょにSkyrimの地を冒険する活劇のを見る感じの動画。
プレイ動画(個人がSkyrimで遊んでいるところを録画した動画)と違うのは、登場人物たちがゆっくりボイスでしゃべるところ。
ゲームの内のセリフだけでなく、作者がセリフをしゃべらせます。
それも解説でなく、キャラのロールプレイで。
なので、本来ゲームでは言わないセリフを言って、新しいシナリオを作る人がいて、
Skyrim劇場は同じゲームをテーマにしていても、作者ごとに全然違う物語になってるんです。
製作者によってスタイルが違って、メインストーリーをなぞっていく人や、全く新しい自作のシナリオにあわせてキャラクターを動かす人など個性的で、
追っててほんと飽きません。
たくさんあるMODの存在も相まって、Skyrim劇場には似た動画がないのも、
3年ぐらいSkyrim劇場動画を追ってても
未だに飽きない理由です。
いろんな劇場動画をあさっているのですが、最近ハマっているのが、この
「サルモールの下っ端はドラゴンボーンの夢を見るか?」シリーズ。
ソルスセイム島という灰が降り注ぐ、暗い島が舞台の動画。
舞台は暗いのですが、キャラクターが立っていて、かけあいを見るのが面白いです。
「サルモールの下っ端」シリーズは、作者のこだわりがあって、
朝・昼・夜にはほぼ必ず食事シーンが出てきます。
食事まわりはMODで拡張されていて、
特産品を使ったパイや、モンスターの料理、珍しいお酒など、毎度違ったメニューが登場してきて、
これを見るのがまた楽しくて楽しくて。
自分もMODを入れて同じものを食べてみたい、と思っちゃいます。
「自分も同じことをしてみたい(そして、できる)」
というのが、Skyrim劇場の一番の面白さかなあと
思ったりしてます。
Skyrimを知っている人は、タグ検索などしてぜひ見てほしいです。
あと少しで完成するゲームの話
久しぶりにブログを更新して、
せっかくだし、ということで
最近作ってるゲームの紹介でもしようかなと思います。
タイトル:四人の王国(仮)
ジャンル:アドベンチャーゲーム(お話を進めていくゲームだよ)
「声が出せない『あなた』と、
メンヘラで夢見がちな女の子、
嘘がつけない男の子、
無口で存在感ない男、
四人で旅をするアドベンチャーゲーム」
…です。
仲間や他のグループの子と
わいわいキャッキャしたり、喧嘩したり、ド突きあったりします。
プレイヤーが選んだ選択肢(返答、問いかけ)の内容を
キャラクターがいつまでも覚えていて、
忘れたころに、
「そういえばあの時ああ言ってましたよね。ウソつき、ばか。大好き」
みたいなことを言いまくってくるのが特徴です。
もう9割方できていて、あとは起承転結の 結 を作って、何回か通しでテストプレイして公開、という感じになります。
9月中までには出したい…!
ホームページ作りました
「ウェポン・アリーナ」の話
先日、「ウェポン・アリーナ」をVer1.10にアップデートしました。
http://www.freem.ne.jp/win/game/7731
ウェポンアリーナ自体は2ヶ月前に作って公開したゲームで、
どんなゲームかというと。。。
与えられた状況の下で、可能な限り勝率を上げていく戦略ゲーム……です
24種類の武器が使えて、武器ごとに2つの技があるのですが、
それぞれスペックが違う(攻撃範囲、敵に飛びつくなどの特殊効果、威力)ので
どの武器を使うか、どの武器を残すか考えるゲーム。。。かな?
(いつも思うけど、自分のゲームの紹介ってとてもムズカシイ。
どこが面白いの?と言われても、実際にやってみて、としか言えないっす。
生声解説動画を作ったのでそっちを見てください。。。)
作った経緯。
ゲームに出てくる武器の画像(30種類くらいある)は、自分が中学生の時に描いたドット絵で
当時はそれでアクションゲームを作る予定だったのですが
いろいろあってエターなって。
(武器が30種類=30種類の攻撃アニメ、判定処理を作らなければいけない)
(バランス調整も待ってる)
(アクションゲームの敵AIなんて作れなかったよ)
ほんでお蔵入りになってたのですが、
先日スパ帝さんのGAME2.0という冊子を読みまして。
どんな本かと簡単に言うと、意思決定に重きを置いたゲーム(Civilizationsシリーズとか、チェスとか)は
どんなゲームなのか、どんな風に作られてるか、作るとしたらどういう考えの元 作るか、が
とても詳しく書いてありました。
常に正しい選択肢(飛び道具撃ってれば勝てる、とか)はない方がいいな、とか
ブラックボックスを解き明かしていく過程は意思決定ゲームには邪魔だな。。。とか。
(詳しくは読んでみてください。とてもいい本でした)
ほんで読んでる最中に、中学生の時 描いた武器の絵を思い出して
これだけの材料があればなんか作れるかな。。。と思って。
あーだこーだ考えて、
どうせ作るなら短期間でということで、勢いに任せて2週間くらいで作ったのがウェポン・アリーナでした。
本来ブラックボックスな敵AIの行動を、直後だけではあるけど可視化したり
なるべくルールをシンプルにして意思決定に集中できるようにした。。。。
つもりではあったんですが、
敵AIのパターンが読めてしまったり、
最強武器が出てきて作業ゲームになってしまったり。。。
まだまだな部分ばっかりでした。
今回のアップデートではそこら辺を直したのですが、
もしまだ何かあったら修正していきたいです。
ニコニコ自作ゲームフェス4の表彰式
ニコニコ自作ゲームフェス4に出展していた『ウェポン・アリーナ』が、
窓の杜賞をいただきました!
遅れましたが、ニコニコ自作ゲームフェスで「ウェポン・アリーナ」が窓の杜賞を取りました! pic.twitter.com/cfypfGvTiA
— やこう (@yako_P) 2014, 11月 30
賞を取ったことも嬉しいんですが、
なにより他の製作者さんたちとの交流が楽しかった!!
以下、自分用メモ
・窓の杜勢
同じ選考基準(?)で選ばれたからか、気が合ってしゃべってて楽しかった!
川崎部の早川氏は、召喚式候補生が好きで、前から話したいなーと思ってたので
この機会に会えてよかったっす
ボードゲームの話とかモスーさんの話とかしました
・NULL氏
Unityで一攫千金の動画を上げてる人で、こちらの方も前から存じ上げておりました。
気さくな人でずっと話してました。
・ブリキの時計のお二人
あのクロエのレクイエムを制作されたお二人に、設定資料集なんかを見してもらいました。
なんかわからないですけど、いいなー!! と!!
胸が熱くなる!
ぬばりんさんは二次会でスケブを描いたり、ななしのちよさんは音楽が作れるとのことでお話を伺ったりで、
若いのにすごいなー!! と!
・昔のフリーゲームの話
昔はテックウィンのプラチナ賞が憧れだったとか、
でもだんだん賞金が下がっていって、テックウィンも消滅して…
そこからのウディコンや、ニコニコ自作ゲームフェスが来て
うれしいですわー!的な話をしてました。
他にもいろんな人と、ここには書けないような話とか自分の中にしまっときたい話とか
いろいろ聞きました。
またこういう機会があったら行きたいです。
(ウェポン・アリーナの話は後日書きます。。)