アステカのツンドラ

ゲームを作ったり。

「ウェポン・アリーナ」の話

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先日、「ウェポン・アリーナ」をVer1.10にアップデートしました。

http://www.freem.ne.jp/win/game/7731

 

ウェポンアリーナ自体は2ヶ月前に作って公開したゲームで、

ニコニコ自作ゲームフェス4に応募したりしてました

 

 

  

どんなゲームかというと。。。

与えられた状況の下で、可能な限り勝率を上げていく戦略ゲーム……です

 

24種類の武器が使えて、武器ごとに2つの技があるのですが、

それぞれスペックが違う(攻撃範囲、敵に飛びつくなどの特殊効果、威力)ので

どの武器を使うか、どの武器を残すか考えるゲーム。。。かな?

 

(いつも思うけど、自分のゲームの紹介ってとてもムズカシイ。

 どこが面白いの?と言われても、実際にやってみて、としか言えないっす。

 生声解説動画を作ったのでそっちを見てください。。。)

 

 

 

作った経緯。

ゲームに出てくる武器の画像(30種類くらいある)は、自分が中学生の時に描いたドット絵で

当時はそれでアクションゲームを作る予定だったのですが

いろいろあってエターなって。

(武器が30種類=30種類の攻撃アニメ、判定処理を作らなければいけない)

(バランス調整も待ってる)

(アクションゲームの敵AIなんて作れなかったよ)

 

 

ほんでお蔵入りになってたのですが、

先日スパ帝さんのGAME2.0という冊子を読みまして。

 

ゲーム2.0 現代デザインの基本構造 (月刊スパ帝国Vol.21)

ゲーム2.0 現代デザインの基本構造 (月刊スパ帝国Vol.21)

 

  

 

どんな本かと簡単に言うと、意思決定に重きを置いたゲーム(Civilizationsシリーズとか、チェスとか)は

どんなゲームなのか、どんな風に作られてるか、作るとしたらどういう考えの元 作るか、が

とても詳しく書いてありました。

 

常に正しい選択肢(飛び道具撃ってれば勝てる、とか)はない方がいいな、とか

ブラックボックスを解き明かしていく過程は意思決定ゲームには邪魔だな。。。とか。

(詳しくは読んでみてください。とてもいい本でした)

 

  

ほんで読んでる最中に、中学生の時 描いた武器の絵を思い出して

これだけの材料があればなんか作れるかな。。。と思って。

あーだこーだ考えて、

どうせ作るなら短期間でということで、勢いに任せて2週間くらいで作ったのがウェポン・アリーナでした。

 

 

本来ブラックボックスな敵AIの行動を、直後だけではあるけど可視化したり

なるべくルールをシンプルにして意思決定に集中できるようにした。。。。

つもりではあったんですが、

 

敵AIのパターンが読めてしまったり、

最強武器が出てきて作業ゲームになってしまったり。。。

まだまだな部分ばっかりでした。

 

今回のアップデートではそこら辺を直したのですが、

もしまだ何かあったら修正していきたいです。

 


ウェポン・アリーナ:無料ゲーム by ふりーむ!